院長木全貴久
愛知県出身。大学病院の小児科で20年間、小児の腎泌尿器疾患の診療を行い、病棟医長、医局長として勤務する一方で、こども病院でも非常勤として17年間小児救急疾患の診療を担当。日本専門医機構小児科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医。小児泌尿器科学、小児感染症学も専門としている。2022年4月からこどもクリニック·パパにて外来診療を担当し、2024年6月院長就任。
体だけではなく心の悩みにも対応
こどもも親も気軽に相談できる場をめざす
私は約20年間、勤務医として大阪の大学病院やこども病院で小児科診療に携わってきました。私が病院での診療で志してきた「心身両面からの小児医療」が大切であると考えています。当クリニックには、こども専門の公認心理師が3名おりますので、体だけでなく心の悩みにも対応可能です。小児科は、いわば総合診療を行う科です。感染症やアレルギーの診療だけでなく、「こどもの困っていることを、最初に相談できる場所」をめざしています。
思春期に多い、頭痛、めまい、腹痛などの悩み、幼児学童期に多い、お漏らしや便秘などの排尿や排便のトラブルは、こどもにとって重要な問題です。いじめのきっかけになったり、不登校の原因になってしまったりする可能性もあるからです。こどもの成長に悪影響となる問題を見つけだし、「心身両面からの医療」を続けていきたいと思っています。病気かどうかわからないけれど心配なことがあるというときも、相談に来ていただければ、医師の立場からお伝えできることがあります。いつでもお気軽にお越しください。
こども専門の
公認心理師が在籍
不登校やいじめの相談を数多く受けてきた、経験豊富な公認心理師が在籍しています。親御さんの相談も受けることがあります。
思春期の
体調不良に対応
感染症だけでなく、中学生から20歳頃までの思春期特有の体の不調(頭痛、めまい、腹痛など)にも対応しますのでぜひご相談を。
夜尿症や便秘などの
排尿排便のお悩みに対応
排尿と排便には強い関わりがあります。例えば夜尿の相談に来られてもその原因が便秘であることがあります。ぜひご相談ください。
園・学校検尿で異常を
指摘されたら相談を!
腎臓専門医の院長が、診療します。たかが検尿ですが、検尿一つで体のいろいろ状態がわかることがありますので、ぜひご相談を!
予防接種や
乳幼児健診に対応
予防接種や乳児健診の診療枠を毎日設定しています。中高生の予防接種には、部活や塾が終わってから、夜診でも対応します。
小児科の外来・思春期の外来
感染症などの急性疾患から思春期に多い慢性的な不調まで、こどもに関するあらゆる悩み相談が可能です。インフルエンザなどが流行する季節は院内が患者さんでいっぱいになりますが、そんなときでも「このクリニックに来て良かった」と思っていただけるよう、丁寧な診療を心がけています。お子さんにも、その親御さんにも「安心して帰っていただきたい」というのが私のポリシーです。
臨床心理相談
当院は医師のほかに、公認心理師が3名在籍しており、「こどもを自立させ、最終的にはこどもが自分で羽ばたいて巣立っていくこと」を目標にした治療やカウンセリングを行っています。お子さんの心理面のお悩みのほか、発達に関する相談も受けつけています。また、親御さんの子育て不安が強い場合は、そのケアも公認心理師だけでなく経験豊富な看護師が相談に乗ります。
予防接種・乳幼児健診
当クリニックは、豊田市・みよし市の予防接種実施医療機関です。愛知県内にお住まいのお子さんは、すべての定期予防接種が可能です。予防接種は完全予約制ですので、接種券をお持ちの方は事前に電話でご予約の上、お越しください。また、乳幼児健診(母子手帳のブルーの用紙)も予約制で行っていますので相談してください。
※予防接種についてをご覧ください。
夜尿や検尿異常をはじめ腎・泌尿疾患に対応
院長の専門分野である、小児の腎泌尿器疾患の診療にも注力しています。例えば、検尿異常で訪れたお子さんの中には、腎臓に異常がなく、水分摂取の不足が原因であることがあります。水分摂取が少ないと膀胱炎や尿漏れを来すことがあるほか、慢性の便秘や起立性調節障害にもつながります。バックグラウンドに隠れている要因をしっかり見つけ、病気を予防していくアドバイスをしています。
【予防接種について】
当クリニックは、豊田市・みよし市の予防接種実施医療機関です。
愛知県内にお住まいのお子さんは、すべての定期予防接種が可能です。
① 定期(公費)予防接種
4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)、5種混合(4種混合とヒブ)、BCG、MR(麻疹・風疹)、日本脳炎、ヒブ(Hib)、小児用肺炎球菌、子宮頸がん、水痘(水ぼうそう)、B型肝炎、高齢者インフルエンザ(一部負担)、ロタウイルスワクチン
② 任意接種(豊田市・みよし市のみ一部助成が可能なことも)
おたふくかぜ、インフルエンザワクチン、髄膜炎菌性髄膜炎、A型肝炎
月・火・木・金・土 12:00~13:00(土8:00~8:45)
接種は完全予約制です。接種券をお持ちの方は、事前に電話でご予約の上お越しください。
医療法人 こどもクリニック・パパ
愛知環状鉄道線 愛環梅坪駅から徒歩8分
名古屋鉄道三河線・豊田線 梅坪駅から徒歩9分
【医療情報取得加算について】
「医療情報取得加算」とは、オンライン資格確認等システムを導入していることを前提に、薬剤情報や特定検診情報、その他必要な情報の取得・活用にかかる評価を目的に算定されるものです。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用に御協力をお願い致します。
【一般名での処方について】
当院の院外処方せんは、後発医薬品が存在する医薬品については、「一般名(有効成分名)」で処方いたします。一般名処方とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することで、調剤薬局において「先発医薬品」「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」のどちらでも選ぶことができます。なお、薬の選択をする際には、調剤薬局の薬剤師さんとご相談してください。
【明細書について】
医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療情報の算定項目のわかる明細書を無料で発行しております。
【機能強化加算について】
当院では、かかりつけ医療機関として以下の取り組みを行っております。
1.他の医療機関で処方されるお薬を含め、服薬状況等を踏まえたお薬の管理を行います。
2.予防接種や健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。必要に応じ、専門の医療機関をご紹介します。
3.体調不良時等、患者様からの電話等による問い合わせに対応しています。
【外来感染対策向上加算について】
当院では、患者様やご家族、当院の職員、その他来院者等を感染症の危険から守るため、以下に示す感染防止対策に積極的に取組んでいます。感染防止のため、ご不便をおかけすることもあるかと存じますが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
1.当院では院長を院内感染管理者に定め、クリニック全体で感染対策に取り組んでいます。
2.標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
3.院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、定期的に研修会を実施します。
4.感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と時間的な分離や導線を分けた診療スペースを確保して対応します。
5.感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。